50年営業していた新宿3丁目の宝寿司 先週末で閉店

宝寿司
松喜鮨が営業を行っていた新宿3丁目のビルで解体工事が行われていたことをお伝えしましたが、すぐ近所でお店を構えていた宝寿司が、21日で営業を終了いたしました。

告知自体は約1カ月前から店内で掲示されており、50年にわたって営業してきたことに関する謝意も添えられていました。閉店の前週には「最後のランチ営業」が行われ、最終営業日にあたる21日の夜も賑やかな声が外まで漏れ出るなどしていましたが、最終日まで屋外に閉店の挨拶などを掲載することはなく、ある意味で静かに閉店されました。本日お店の前を通った時には退去に向けたものと思われる作業を店内外で行っていて、店内からは既に宝寿司の面影が消えつつある状態でした。

新宿3丁目に限らず、今年は数十年間営業を行っていた飲食店の閉店が相次いでいますが、末広通りに分類されるエリアで長年営業している目立った寿司店は、今回の閉店によって栄寿司本店ぐらいになってしまいました。ただ、寿司店の総数が減少しているわけではないので、今後「末広通りの寿司店」というやや重要な役割はスシロースシンジュク、日々晴々、肉寿司といった新勢力の店舗にも引き継がれていくことになります。



宝寿司 (たからすし) – 新宿三丁目/寿司 | 食べログ

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