新宿パークタワー内にある本屋の新栄堂書店 来月下旬で閉店

新栄堂書店
新宿パークタワーの地下というオフィスエリアにありつつも、西新宿の南部における貴重な本屋という位置づけにもなっている新栄堂書店が、8月29日で閉店することを告知しています。

近藤書店という本屋が閉店してから代替わりのような形で出店を果たしましたが、基本的なレイアウトは以前の店舗を踏襲しつつ、人気書籍や子供向け書籍を始め、小さなお子さんからご年配の方、そしてビル内で働くサラリーマンの方などにも役に立つようなビジネス本を展開してきました。東側の目立つ売り場にディープステートや反ワクチンといったワードを盛り込んだ書籍が並んでいる以外は、基本的に昔ながらの本屋らしい雰囲気もあったのですが、新宿パークタワーのやや中心部分という好立地に位置していた同店は、来月末で姿を消す事になります。

新栄堂書店は過去にサンシャインシティ内や熊谷市のニットーモールなどにも店舗を構えていたものの、すでにいずれの店舗も閉店しており、新宿パークタワー店が唯一の支店になっていました。今後は本社からさほど離れていない場所にある本店のみが稼働することになりますが、独自のポイントサービスや新宿パークタワー内の別サービスとの連携などは行われていなかったため、現地では純粋に閉店の告知のみを行っていました。なお、今回の閉店に伴い、西新宿の主な書店はブックファーストかくまざわ書店のみになり、準書店のような立ち位置にある店舗を含めても、ブックオフと改造社書店2店舗の計5店舗のみになります。



新栄堂書店|本を通じて地域の知的生活向上に貢献し人の歴史と未来の足取りに寄与します

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