JR新宿駅の「新南改札沿い」にお店を設置しているトラヤあんスタンドの新宿店が、8月31日で閉店することになりました。
2016年に2度に分けてグランドオープンを行うという、若干特殊な形で誕生したNEWoManにおいて、トラヤあんスタンドは「第二期オープン」のタイミングにあたる4月15日に開店いたしました。主力商品であるあんペーストを用いたトーストなどを提供する一方で、夏になるとかき氷を、冬になるとおしるこを販売するなど、あんこを季節に合わせた形で楽しめるという、あんこの魅力を再発見できる場になっています。改札を挟んだ向かい側にあるフードホールエリアでは、時間帯によってはサザンテラスまで歓声などが響き渡ることがあるのですが、トラヤあんスタンドでは満席の状態であっても、駅直結とは思えないほど静かな雰囲気が漂っている、どこか不思議な飲食店でもありました。
店舗が無くなるという告知は、出入口付近の窓ガラスとSNSにて行われていますが、Instagramの投稿では北青山店の閉店についても触れられています。また、投稿ではトラヤあんスタンドの「思い出語り」や歴史の紹介なども行った上で、これまで同店を利用した方に対する謝意なども綴られており、最終営業日を節目にしてブランドそのものが無くなるような書き方にもなっていました。
・TORAYA CAFÉ・AN STAND|2016 | Landscape Products Interior Design