昨年発生した女性の殺害事件において、本日和久井学被告に懲役15年の実刑判決が出されましたが、事件現場の隣に位置するアイタウン・レピア内に本社がある企業の代表が、法人税法違反などの疑いで逮捕されました。
逮捕された虞海嘉容疑者は、2020年から3年間にわたって「架空の仕入れ」をJCNという通信系企業で計上し、法人税や消費税を1億円以上を脱税したと見られています。逮捕前には容疑を否認し、逮捕後も警察側は認否を明らかにしていないとのことでしたが、FNNでは「不正に得た金」の使い道についての説明も報じています。
時事通信では虞容疑者単独での犯行というわけではなく、下請け業者も協力した上で架空の経費を計上していた疑いがあるとの報道を行っているため、今後事件に関連する容疑者が増える可能性があります。なお、日本テレビの報道では東京地検特捜部と東京国税局がビル内へ入る様子を撮影していますが、映像では新宿スクエアタワーのエスカレーターを利用している他、テロップに1カ所脱字がありました。
・法人税など1億円余を脱税の疑い 通信関連会社代表を逮捕|NHK 首都圏のニュース
・1億円余りを脱税の疑い…通信関連会社「JCN」代表・岡嘉夫容疑者(57)を逮捕 携帯電話“かけ放題”プラン悪用し接続料収入増やしたか|FNNプライムオンライン
・脱税容疑で通信代理業代表を逮捕 法人税など1億1700万円―東京地検:時事ドットコム
・52歳男に懲役15年 「殺人正当化できず」―新宿タワマン女性刺殺・東京地裁:時事ドットコム