大江戸線の新宿西口駅や丸ノ内線の新宿駅、仮移転状態の小田急百貨店などの北側へと繋がる重要な役目を果たす通路が、工事のために10日から閉鎖されることになり、かつてエレベーターが稼働していた場所で告知が行われています。
これまでも新宿メトロ食堂街の閉店、公衆トイレやエレベーターの閉鎖、駐車場へつながる通路の封鎖などが相次いで行われてきましたが、今回の告知によって通路そのものが無くなることになります。具体的にどのような作業で活用されるのかは明らかにされていないものの、かつて小田急百貨店として稼働していた建物の北側が先月までの間に全て取り壊されており、それに関連する動きの可能性があります。
迂回路として小田急エース北館の中央部分にあるルートと、閉鎖される通路の東側にある旧メトロ食堂街の地下エリアが紹介されていますが、迂回の簡単さなどを考えると東側に人が集中してしまい、目的地にたどりつくまでの時間(?)が今よりもかかってしまう可能性があります。なお、通路の「南端」に位置しており、第2階段の代替になっていた第1階段についても、11月14日で閉鎖されることになっています。
・新宿駅直近地区土地区画整理事業の工事について/東京都第二市街地整備事務所 | 東京都都市整備局