小田急百貨店新宿店の本館が10月2日で営業を終了することと、それに関するセールが約4カ月半にわたって行われる事が、小田急電鉄の公式サイトなどで発表されました。
ニュースリリースの中では、ハルクの中で営業を行う店舗のジャンルがざっくりと紹介されており、これまでスポーツ関連の売り場として使われていた地下1階の大半が化粧品関連の売り場に、1階の大半がブランド品や時計などの売り場になることを明かしています。OPカード関連のスペースや免税カウンターなども移動を予定していますが、新たに「お得意様」に向けたサロンの開設を予定するなど、これまでに無かったサービスの提供も計画されています。
25日から行われるという売り尽くしセールでは「小田急百貨店新宿店は閉店しません」という広告を展開した上で、特別な企画や文字通りのセールが行われることになっています。最近ではDr.ストレッチと永坂更科 布屋太兵衛の閉店、肉の万世の閉店予定、小田急電鉄本社の移転計画が立て続けに発表されており、小田急百貨店周りのテナントの動向が再び活発化していますが、新宿駅西側の再開発で重要な立ち位置となる小田急百貨店の今後についても、これである程度の道筋が発表されたことになります。ちなみに、一昨日にはハイアットリージェンシー東京の売却報道に関する「続き」も報じられていました。
・小田急百貨店新宿店本館は、2022年10月2日(日)を最終営業日とし、新宿店は、新宿西口ハルクにて営業を継続します。|株式会社小田急百貨店のプレスリリース
・西新宿「ハイアット東京」、KKRが買収へ: 日本経済新聞