売却報道があった小田急第一生命ビル 小田急電鉄本社の移転先に

※こちらの記事は1年以上前に配信されたものです。

小田急第一生命ビル小田急電鉄が本社の移転を行うことを、決算発表と同じタイミングで発表し、来年の8月までの間に2つの拠点へと場所を移すことになりました。

新たに新宿本社として稼働するのは小田急第一生命ビル内のテナントとなっており、2023年8月に移転を予定しています。同ビルは日本経済新聞が報じた「ハイアットリージェンシー東京の売却」の中で、小田急側が持ち分を売却すると指摘していましたが、決算発表のタイミングではこれらの情報に触れられることはなく、移転の情報のみが発表されています。

その他にも、「時代に見合うオフィスの在り方」を検討した上で、ロマンスカーミュージアムなどを置いている海老名市内にも本社機能を構えることになり、来年からは2つの本社が存在する企業になる予定です。なお、現在入居している小田急明治安田生命ビルからは今後撤退するため、明治安田生命側に持ち分を売却するそうですが、ビルの老朽化が起きているとしながらも、譲渡益として約98億円が発生するとも説明しています。



本社移転および固定資産の譲渡に関するお知らせ

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