小田急グループが運営に関与している西新宿2丁目のビル2棟 今後売却?(日本経済新聞より)

※こちらの記事は1年以上前に配信されたものです。

ハイアットリージェンシー東京西新宿2丁目の超高層ビル群を構成する建物の中でも古株である小田急生命第一ビルと小田急センチュリービルの2棟について、今後売却される可能性が浮上したようです。

新宿第一生命ビルディングとして誕生し、後に小田急グループとの共同運営方式に切り替わった小田急生命第一ビルは、新宿税務署が移転したりオフィス向けの比較的大きな店舗が入居したりと、華やかな催しが目立つ周辺ビルとは違って比較的「硬派な運営」が行われていました。また、隣接ビルでは長年ハイアットリージェンシー東京が名称を変えながらホテル業を営み、本日も北新宿にある大智学園の卒業式が同ホテル内で実施されるなど、地域に関わる運営も行われていました。最近では飲食店の新規出店が行われるなど、新型コロナの影響で受けたダメージを取り戻すかのような動きもありました。

今回の売却はビルだけでなく、「ハイアットの日本1号店」となった同ホテルを運営するホテル小田急も売却を予定しているとみられていますが、パークハイアット東京はパークタワーホテル株式会社が、小田急ホテルセンチュリーサザンタワーは株式会社ホテル小田急サザンタワーが運営しているため、両施設は影響を受けないようです。また、今のところは報道ベースの情報しか出ておらず、小田急電鉄による売却検討の事実の有無を含む公式発表は行われておりません。



小田急、西新宿「ハイアット東京」売却へ 1000億円規模: 日本経済新聞
バブル期に人気集めた新宿のハイアットリージェンシー、小田急が売却検討 : 経済 : ニュース : 読売新聞オンライン

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