今月で営業を終了する新宿メトロ食堂街では最後のフェアを開催するなど、店じまいに向けての準備が着々と進められていますが、新宿駅西口の再開発予定地区において最も重要な場所で営業を行っている小田急百貨店が、一時的に閉店することになりました。
・本館の閉店が報じられていた小田急百貨店「来年からの規模縮小」を正式に発表
お店が無くなるのは小田急百貨店の本館の建物のようで、事実上超高層ビルへの建て替えを行うための閉店、という形になります。ただ、記事では「一時閉店」という表記が行われているため、再開発が完了するか、その前後には再びこの場所での営業を再開させる予定を立てているようです。営業時期については22年度までという説明が行われており、現在の形での営業は長くても残り1000日未満ということになります。
ビックカメラなどが営業を行っている別館については引き続き営業が行われていくそうで、再開発が始まってから当面の間は、別館そのものが「小田急百貨店新宿店」を指す言葉になります。なお、小田急電鉄と東京メトロから配信されたニュースリリース、小田急百貨店の公式サイト、そして再開発計画の発表時に作られた限定公開のサイトなどでは、閉店時期については明記されていませんでした。
・小田急電鉄「新宿駅での再開発」に伴う損失を決算に計上
・小田急など新宿駅西口の新ビル発表 :日本経済新聞
・新宿駅西口地区の開発計画について|小田急電鉄株式会社のプレスリリース