バスタ新宿が誕生して以降、新宿では同施設を発着する高速バスを使って、食材の輸送を行ったり、食材を路上で販売する催しを行ったりしてきましたが、同様の手法で運ばれた食材を用いて様々な料理を提供する「バスあいのり3丁目テラス」というお店が、9月4日にオープンすることになりました。
同施設は、現在建て替え工事が行われている真っ最中の旧カワセビルや、先月から解体工事が進められているアニメイト新宿店跡地の東側に作られた空き地にて営業が行われます。遅くとも6月頃には工事が行われていたのですが、当時は無機質なデザインのキャンプカーのような乗りものと、大きな板が置かれているだけでした。が、先週末頃にはどことなく異国情緒漂う雰囲気のおしゃれな空間へと様変わりしていて、テラスという点が共通することもあって、どことなくSuicaのペンギン広場などに近い雰囲気も感じ取れました。
現段階ではシャインマスカットを用いたタコス、オリーブや車海老などを材料に使用したカレーなどが提供される予定ですが、季節によってメニューが変わる方式を採用しているため、時期ごとに違う顔を覗かせる施設になるようです。オープン初月となる来月には、新型コロナウイルスの影響を受けた生産者の方々を応援する取り組みとして、山梨の生産者の方と直接やり取りが可能なオンライン直売所イベントなる企画や、 香川から見る瀬戸内海の風景の映像を見ながら食事を楽しむ企画などが予定されています。
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・新宿三丁目の路地裏から地方創生/緑あふれる屋外空間「バスあいのり3丁目テラス」 オープン|三菱地所株式会社のプレスリリース