新型コロナの流行が始まった2020年の3月から新宿センタービルに店舗を構え、5類移行までの時期を乗り越えて営業を行ってきた墨繪が、今年いっぱいで閉店することを公式サイトで発表しています。
半地下エリアでレストランスペースとパン売り場の二人三脚方式で(?)営業を行っている同店は、当初はバル形式の店舗とパン売り場の2タイプを兼ね備えた店舗としてオープンし、その後は現在の形に姿を変えていきました。パン売り場に関しては完売を理由に営業を早めに切り上げるケースも少なくなかったのですが、最近は人手不足による閉店を行うケースもあったようで、西新宿の飲食店などでもじわじわと発生している人材の問題に直面することもあったようです。
新宿メトロ食堂街とモザイク通りのエリアが封鎖され、新宿センタービルの店舗を姿を消すため、今後はSHINJUKU DELISH PARKの店舗が西新宿で唯一の墨繪として運営されていくことになります。3年足らずでの店じまいという結末を迎える事になりましたが、今回は単なる閉店ではなく、高円寺への移転を前提とした閉店であることも明らかにされています。移転先ではパンの工房、パンのバル、パンの売店という3つの顔を持つ店舗として展開される予定であることも合わせて告知していて、新宿センタービル店の閉店と前後する形で段階的に開店作業を進めていくとのことです。
・Information – 東京・新宿 レストラン墨繪(すみのえ)ホームページ