※こちらの記事は1年以上前に配信されたものです。
ドコモショップやauショップ、ソフトバンクショップなどの各種携帯電話販売店を手がけるほか、 MVNO回線の提供や保険代理店の運営などを行っているコネクシオが、事実上ノジマによって買収されることになり、現在TOBの応募期間に入っています。
新宿グランドタワーに本社を構えている同社は、伊藤忠商事の傘下企業として出発し、同業他社を吸収しつつ、本業で成長を続けてきました。そんな中、ノジマが設立した子会社を経由する形で同社に対してのTOBを発表し、筆頭株主でもある伊藤忠が応募を行う予定であることなどを明かしています。発表前に1株1201円だったコネクシオですが、本日は1501円のストップ高になり、買い付け価格の1911円までまだ上昇余地を残しています。
SBSホールディングスやライザップ、ALBERTなど、今年は北新宿と西新宿をまたぐ2棟に本社を構える企業の動向が大きく変わる年でしたが、年の瀬が迫った今週も、上場企業が経営の根幹にかかわる大きな方向転換を行う形になりました。なお、既にノジマの傘下入りを果たしているニフティとセシールは、隣接する新宿フロントタワー内に本社を構えています。
・小さなお店、大きな一歩。｜ブランドストーリー｜コネクシオ株式会社
・コネクシオ[9422]：NCX株式会社による当社株式に対する公開買付けに関する意見表明のお知らせ 2022年12月22日(適時開示) ：日経会社情報DIGITAL：日本経済新聞