AI搭載ロボットによる接客実験 LIXILショールーム東京で実施中

※こちらの記事は1年以上前に配信されたものです。

住友不動産新宿グランドタワー新宿グランドタワーの6階で営業を行っているLIXILのショールームでは、一定の時間帯だけAI搭載ロボットが接客を行うという実証実験を、約1カ月にわたって行う予定になっています。

この実験は、事実上無人での接客として行われてきた「LIXILナイトショールーム」を発展させた形で行われ、ネットワークカメラやコミュニケーションロボットなどを活用して、各種提案などを行っていくようです。これにより、企業側は来場者の行動データ分析を行えるようになり、お客さん側は自身が興味を持つ商品などに対して、より理解を深めることができるようです。ロボットの可動範囲はキッチンの展示エリアで、タッチレス水栓や「らくパッと収納」などの宣伝を、タッチパネルによる案内などを活用する形で行われます。実験自体は12月14日の水曜日を除く平日のうち、18時から20時までを予定されているそうで、どのような事情であっても来場時には従来通り予約が必要です。

今回ロボットの稼働をサポートする企業に名を連ねているIGP ROBOTICSは、今年の3月に伊勢丹で子供用おもちゃの販売に関する補助を行ったことなどもあり、マンガなどで「未来の出来事」として描かれていたロボットによる接客を、着実に現実のものへと近づけているようです。なお、最近は5G通信を用いた様々な技術の試験が西新宿の各地で行われていますが、今回はそれらのイベントとは全く関係がなく、単にLIXILが独自に手掛ける実証実験となっております。



LIXILショールーム東京でAIロボット接客サービスの実証実験を実施|IGP ROBOTICS株式会社のプレスリリース
LIXIL ショールーム東京で AI ロボット接客サービスの実証実験を実施 – PDF

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