五輪に絡めたイベントなどが中止になるだけでなく、大久保にあるオリックス生命の新宿ビジネスセンターで感染者が確認されるなど、新宿区内でも徐々に影響が出始めている新型コロナウイルスですが、東京都庁の第一本庁舎では、明日から3月15日までの間、展望室が休室になることが発表されました。
今回の対応は「新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため」とあり、期間については延長する可能性があるとも告知されていました。ネット上ではTwitterの公式アカウントや展望室の公式サイト、共同通信や日本経済新聞などの一部報道機関でもこの対応が報じられるなどしてていましたが、17時頃に建物を訪れたところ、この対応について告知を行っているのは備え付けの電光掲示板のみとなっており、インフォメーションセンターの方も今回の休室についてはご存じないようでした。
先日リニューアルオープンしたばかりの北展望室では、お土産売り場や飲食店のHAREBA-REiが営業していますが、両店舗の店員さんにお話を伺ったところ、どちらのお店も別の場所で営業するという対応などを取る予定はなく、展望室の休室期間中は休業という措置を取られるとのことでした。
【重要】新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から、2月27日(木)~3月15日(日)の間、都庁展望室を休室いたします。休室期間は今後の状況により延長する場合があります。再開については、HPやツイッターなどを通じ改めてお知らせいたします。
— 都庁展望室 (@tocho_tenbou) February 26, 2020
・展望室のご利用案内|東京都庁見学のご案内
・オリックス生命保険、協力会社社員1人が新型コロナに感染 :日本経済新聞
・当社拠点における新型コロナウイルス感染者の発生について – PDF