西新宿中学校での「チャレンジクラス」と電子書籍サービスの導入 新宿区の当初予算案に明記

西新宿中学校
吉住健一区長が今週行った会見の中で来年度の当初予算案を発表し、この中で西新宿にある一部施設に関係する計画なども明らかにされています。

ここ数年は西新宿小学校の増築に絡めた予算の計上が都度行われていましたが、今回は同小学校を卒業した児童が多く通う西新宿中学校に、新しいクラスを設置することなどを目的にした予算案を発表しています。同中学校に設置される予定になっているのはチャレンジクラスと名付けられた教室で、区内で不登校に陥っている生徒を1学年当たり10人程度受け入れ、支援を行うというものになっています。また、約4300冊を読めるという電子図書サービスを導入し、早稲田小学校と共にモデル校として1年間にわたって生徒に提供するとのことです。

あくまでも予算案の段階なので、どの教室を利用するかなどの詳細についてはまだ明らかになっていませんが、近年は開校当初の水準まで生徒数が戻ってきた同校に今後「新しい風」が吹くことになるようです。この他にも柏木小学校の北新宿第一学童クラブにおける定員数を2倍以上に増やす方針など、角筈や柏木などの地区に該当する場所では、教育面における何かしらの刷新策を中心に行う方針を明らかにされています。



区長記者会見 令和7年度予算案プレス発表:新宿区

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