米をメイン食材にした「穂のほまれ」新宿野村ビルの地下1階で営業開始

新宿野村ビル内に「穂のほまれ」というお店がオープンする予定であることが、求人サイトなどで明らかにされていましたが、DDホールディングス系の店舗にとって新業態となる同店が、地下1階にオープンしました。

先月末ぐらいまでの段階では、どこに出店を行うのかがわからない状態ではあったものの、ハシヤの閉店数日前くらいから、ビル南西の広場から入ってすぐの所に看板を設置していました。この区画は新型コロナによる各種制限の期間中、ずっとシャッターが閉まったままだったはずのテナントですが、地下にある飲食店向けの敷地として指折りの広さを誇る場所でもあり、ここへ出店することで「南西から来館した人が必ず目にする飲食店」にもなるため、店舗運営の収益とは別に認知度などが高まる効果もあるかもしれません。

当初から米を主役にした和食店として運営されるというニュアンスの説明をされていましたが、お米を使用する飲み物の代表格である日本酒も比較的豊富な種類を揃えているそうで、その日本酒に合うようなお通しなども提供するという居酒屋要素の強い飲食店にもなっています。また、24時間以内に精米した「炊き立て銀シャリ」と副菜のセットが1杯580円からになっているなど、一部のメニューに関してはお米への注力具合を節々に感じられる価格設定にもなっています。なお、ランチタイムの営業は今の所平日のみで、週末などに利用される際は予約が必要とのことです。