計画書の中でB地区に該当する北側が全て取り壊され、A地区も低層エリアまで取り壊しが進むなど、かつての建物が跡形も無く消えつつある小田急百貨店の旧本館ですが、このエリアで行われる再開発に東急不動産が参加することになりました。
2022年の計画発表段階で、既に東急不動産が「候補」に挙がっていることが明らかにされていましたが、当初の計画通り、小田急電鉄と土地のやりとりなどを行う事を条件に、A地区への参加を行うことになりました。そのため、高層ビル建設を予定しているこのエリアは、小田急電鉄、東京メトロ、東急不動産が共同で資本関係を持つ施設として作られていくことになります。
新宿駅周辺において、東急資本の施設は東急リバブルや東急ステイ、キュープラザ新宿などに限られ、カインズの買収によって東急ハンズが消滅するという例もありましたが、歌舞伎町タワーの稼働に続く形で、東急が関与する施設がまた1つ増える事になります。
・新宿駅西口地区開発計画における東急不動産の正式参画について |ニュースリリース|東急不動産