10月開始の「新宿駅再開発」東急不動産が事業者の候補に

※こちらの記事は1年以上前に配信されたものです。

小田急百貨店現存する小田急百貨店新宿店の本館を取り壊し、200mを超えるビルへと建て替える計画について動きがあり、東急不動産が事業者として加わる可能性があることを発表しています。

小田急電鉄から出されたプレスリリースによると、 2社が合わさって協力していくことで「プロジェクトの価値最大化」につながるなどと説明しており、共同で再開発を進める予定であることを明かしていました。あくまでも候補企業でなのでまだ本決定ではないものの、決定時には事業者建物の共有持ち分が東急不動産に譲渡される計画もあるそうです。これが実現すれば、東急歌舞伎町タワーに続く東急資本関与の超高層ビルが、新宿駅の中心部に誕生することになります。

「別紙」として紹介されている情報には工事の内容についても触れられており、10月からの着工と、2029年度の竣工などを目指していることが明らかになっています。また、記憶が正しければ今回が初公開となる2階の東西デッキ、13階と14階の吹き抜けエリアなどがイメージ画像として紹介されており、NEWoManとはまた違う近未来的な雰囲気の漂う空間づくりを想定しているようでした。ちなみに、本日は小田急電鉄と東急不動産が四半期決算を発表しており、両社とも前年同期比で大幅な増収増益を記録していました。



新宿駅西口地区開発計画における新たな共同事業者参画に係るお知らせ – PDF
2022年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) – 小田急電鉄(PDF)
2022年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) – 東急不動産(PDF)
新宿西口再開発、東急不動産も 小田急と2000億投資: 日本経済新聞

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