「銀座4丁目スエヒロ」などを経営していたスエヒロ商事が破産(帝国データバンクより)

※こちらの記事は1年以上前に配信されたものです。

銀座4丁目スエヒロ新宿店主に新宿店が有名な店舗の1つとして知られており、かつては伊勢丹を始め、関連するお店を10店舗以上ものお店を開いていた銀座4丁目スエヒロを運営するスエヒロ商事が、2月7日に自己破産申請を東京地裁に申請していたことがわかりました。

かつては「お祝いごとがある時に行くレストラン」として、選択肢の1つに入れられるなどしていた同店ですが、バブル崩壊後の長らく続いたデフレや、牛などに与える藁の放射性物質による汚染という風評被害、競合会社との競争の激化などが原因となり、今回の手続きに踏み切ることになったそうです。破産申請を行うまでは、仕入先に支払いを行うこともままならず、既に閉店済みの銀座4丁目スエヒロを除いた他の飲食店を、別会社に譲渡するなどしていたそうです。

飲食店事業だけでなく、通信販売や百貨店への出店などを測り、惣菜類や食品類の販売を行うなど、収益拡大のために様々な路線へも手をだしていたようです。しかしながら、これらの動きが功を奏することはなく、同社は創業79年目にして破産手続きを行う運びとなったとのことです。既に公式サイトは消滅済みなので、今後会社がどのようなことになっていくのかは、うかがい知ることができない状態になっています。



・ステーキレストラン「銀座4丁目スエヒロ新宿店」など経営
スエヒロ商事株式会社
破産手続き開始決定受ける
負債9億7200万円

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