現在はエネオスのみが敷地を使用している西新宿水素ステーション運営サイトですが、この場所に本格的な水素ステーション(?)を設置することになったようで、運営を行う事業者の募集を東京都が行っています。
今回は「『未来の東京』戦略」という標語を掲げ、省エネルギーの推進などを進めていく中での取り組みの1つになっているようで、この場所では「グリーン水素」を最低条件の1つに設定しています。これまでのような移動式ではなく、通常のガソリンスタンドなどと同じく定置式水素ステーションを設置することを求めており、報道発表資料にあるイメージ図では、屋根付きの建物や「備え付けタイプ」の水素ステーションなどの絵を描いていました。
応募期間については来年の1月17日までで、営業の開始時期については2026年の秋頃を予定しているとのことで、裏を返せば現行タイプの施設については遅くとも2026年夏頃には営業を終了することになります。なお、営業エリアに関しては「旧角筈アパート1棟分」を新たに追加するようで、代々木警察署の仮庁舎予定地を含めると半分程度の用途が決まったことにもなります。
・グリーン水素ステーション整備等事業者公募|東京都
・水素ステーション整備・運営事業者の公募|12月|東京都産業労働局
・東京西新宿水素ステーション(移動式)|水素|サービスステーション検索|ENEOS