昨年計画が明らかになり、仮設庁舎の設置に関する告知を行っていた代々木警察署の西新宿4丁目への移転ですが、今週末に約半年ぶりとなる説明会が行われ、改めて工事の概要などを周辺住民の方に説明されています。
説明自体は前回とほぼ内容が変わっていませんが、建物の計画に若干の変更があったようで、例えば作る予定の施設に入っていた道場については白紙化され、駐車場のエリアには東京都からの要請を受けて屋根部分にソーラーパネルの設置を行う事になっているとのことでした。工事開始予定時期などについては特に変わっておらず、用地取得についても「引き続き」難航している事を語っていました。
資料がA4用紙1枚にまとまっていたこともあってか説明自体は10分前後で終わり、予定時間の半分以上が質問の時間に使われていましたが、やはり直接敷地に面している人からの不安が拭えていないようで、特に「新宿区内での固定化」が行われるのではないかという質問が繰り返されていました。今年渋谷区側で行われた説明会では、近隣住民の方から「交番が戻ってこないのではないか」という懸念が浮上していたそうで、警視庁の担当者の方にとっては一種の板挟み状態にもなっていました。