インバウンド需要の復活に伴ってか、今年に入ってから明らかに利用者が増えた東京都庁の展望室利用者ですが、これまで通常の利用ができない状態になっていた北展望室が、明日再オープンします。
北展望室は2020年1月にリニューアルオープンを果たし、新しい飲食店やお土産コーナーなどを展開していましたが、新型コロナの流行を発端とする緊急事態宣言を受けて閉鎖され、その後はワクチンの接種会場などとして利用されていました。時には岸田文雄首相や小池百合子都知事などがワクチン接種を行う姿がニュースとして取り上げられることもありましたが、3月末にワクチン接種会場としての機能を停止した後は、今後再開に向けて稼働を行うという「案内」のみが行われておりました。
毎月第2月曜日と第4月曜日を除く9時30分から17時までオープンしているとのことで、元々南展望室よりも短かった営業時間をさらに短縮する形での展開になりますが、最近は展望室に行くまで40分以上待つ必要があるなど、途中で「脱落」してしまう観光客の方を見るケースもあったため、少なくとも日中の時間帯であれば混雑の緩和という形でも、大きな役割を果たす事になるかもしれません。
【都庁展望室からのお知らせ】
都庁北展望室は、令和6年5月14日(火)から再開します。毎月第2及び第4月曜日を除く9時30分から17時まで入室可能です。
詳細は以下をご確認ください。https://t.co/8zUV48KegK— 東京都 観光 (@tocho_tenbou) May 13, 2024