お寿司の食べ放題というシンプルな営業方法でありながら、開店当初は先進的だったタッチパネルでの注文などを導入していたきづなすし西新宿店ですが、9月末をもって閉店したことを、テナントの入り口に貼られていた紙で告知していました。
同店は、遅くとも8月の中旬から休業という形で営業を休止しており、9月上旬と末頃には、それぞれテナント内の設備やゴミ袋が一部消えるなどしていました。記憶が正しければ10月7日頃まで「休業のお知らせ」と書かれた紙が貼られていたのですが、本日までの間に閉店を伝えるものに差し替えられています。また、公式サイトでは休業中という表記のままで、最新情報の欄も3月13日の割引キャンペーン発表が最後の更新になっていました。
閉店の告知では「きづなすし歌舞伎町店は通常通り営業しております」とも記載されていましたが、歌舞伎町店では「大切なお客様へ10の取り組み」という感染対策を実施しているため、いわゆる新しい生活様式をベースにした通常営業が実施されているようです。なお、同店を運営しているSFPホールディングスは昨日に決算などを発表していて、23億円近い赤字になったことや、取締役3人の一部月額報酬を5カ月間返上すること、株主への配当金が0円になるなどの告知を行っています。
・きづなすし | SFPブランド一覧 | SFPホールディングス
・SFPホールディングス[3198] : SFP HDの20年3~8月期、最終損益22億円の赤字:日経会社情報DIGITAL:日本経済新聞