高島屋新宿店の売上高「予想」を上回って年間1000億円台に到達

高島屋
昨日発表された高島屋の決算資料にて、高島屋新宿店における年間の売上高が1000億円を突破したことが明らかになりました。

「店舗別売上高等」と書かれた部分では、新宿店の売上高について1000億1600万円になっており、入店客数の前年増減率に関しては、京都店にダブルスコアの差を付けられているものの、店舗別で2位の増加率を記録しています。2024年度は翌年度の売上高について955億円を予想していたということで、上振れする形での目標達成を果たしたことになりますが、来年度の売上高についても1000億円を超える予想を行っているとのことです。

新宿駅周辺の百貨店は広義では全て駅直結の施設なのですが、ミライナタワー改札のみならずバスタ新宿からもかなり近い場所にある高島屋は、同じビル内に入居している各テナントとのコラボ企画を定期的に行う他、1階と2階の広い空間を使って特別なイベントを開催するなど、高島屋を使う予定が無かった通行人の方に対するアプローチも積極的に行い、他の百貨店3施設とは違う形でお客さんの囲い込みを実施しているケースがしばしばあります。また、タカシマヤタイムズスクエアの土地を買い取るといった収益改善策なども打ち出しており、インバウンドの好影響も含めた色々な物が積み重なった上での大台到達になったようです。



高島屋[8233]:2025年2月期 決算補足資料 2025年4月14日(適時開示) :日経会社情報DIGITAL:日本経済新聞

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