MI新宿ビル本館の上層フロアにあたる8階では、本日から大創産業系列の3店舗が、それぞれ区画を区切った形で営業を始めています。
先日からビルの各地で出店の告知を行っているユニクロ新宿本店とは対照的に、建物内では現在もお店の存在をそこまでアピールしていない3店舗ですが、他フロア並みに明るく作り直された8階は半分以上のスペースをダイソーが使用し、Standard Products、THREEPPYの2店舗はテナントの西側に固まっていました。ダイソーは新宿駅周辺における既存店である新宿サブナード店、京王モールアネックス店、新宿コクーンタワー店の3店舗を合わせても届かないくらいの広さを誇り、園芸品、災害用品、食器、文房具、掃除道具、アニメグッズ、雑貨など、あらゆる商品を大量に取り揃えていました。しかし、ドン・キホーテ式の陳列を採用しているわけではなく、非常に整理された形で各商品をずらりと並べていました。
レジ付近では食品類の販売も行っており、こちらでもブラックサンダーやブタメンなどを数列ごとに味で区切るなど、豊富な品揃えを行っている事をアピールされていました。ベースが100円均一なので、例えばミネラル麦茶や「5つに切ったロールケーキ」、プチシリーズなどは、マルエツやダイコクドラッグなどで購入した方が安いのですが、事実上のオープンセールの1つとして設置されていた棚では、原則200円以上の価格でしか見かけることのなくなった歌舞伎揚を、税別100円で販売するなどしていました。
GUからエスカレーターで上がると最初に目に入るStandard Productsは、新宿アルタ店の広さをそのまま切り取ったような形になっており、同店でも展開されている各種掃除道具、園芸用品、タオルなどを、それぞれ取り揃えていました。現在全国で400店舗以上展開していながら今回区内初出店を果たしたTHREEPPYは、両店舗と比較するとやや小さめの区画ではあるものの、おそらく三越アルコット時代以来となる「女子力強めの空間」がビル内に形成されており、1人暮らしの女性を意識しているようなアイテムの他、10代の女子などが手にとるような商品も多々取り揃えていました。
前述のダイソーエリアでの割引キャンペーンの他、SNSのフォローキャンペーンと絡めたノベルティプレゼントを、6日までに2種類開催する他、25日から27日にはイラストレーターの村上信理さんがデザインしたトートバッグのプレゼントを、先着5000人に行う予定もあるとのことです。なお、公式サイト上でも既に案内されていますが、同店で先行販売される予定だった商品のうち、Standard Productsブランドの一部商品について、入荷が来月以降にずれ込むという貼り紙が、店内に掲示されていました。
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