本日からサザンテラスビジョンの稼働が本格的にスタートし、新宿駅周辺に新たな3D広告が仲間入りを果たしましたが、JRグループが手掛ける新宿BBBというデジタルサイネージの広告商品も、JR新宿駅の南改札エリアにて「本稼働」を始めています。
この広告は大きく分けて3カ所に設置されており、柱部分に合計48面のディスプレイを展開し、東側のエスカレーター沿いにも昇降口を除いた3面にディスプレイを設置しています。また、南改札をまたいだみどりの窓口の裏側に当たる部分まで、細長いディスプレイが設置されており、こちらは発表当初に「日本最長級」と説明されていた新宿456ウォールを上回る、59.52mの横長広告を掲載できるそうです。稼働自体は先月初旬から始まっており、これまでにハリーポッターの舞台、それぞれ今月からアニメを放送しているゲームアプリのブルーアーカイブ、少年ジャンプ+発の怪獣8号に関する映像広告を放映してきました。
1週間あたりの掲載料金は最低150万円で、全面を1社でジャックする場合は1500万円になり、さらにNewDaysとのコラボを行う別料金のオプションも用意されていますが、「人の滞留が発生する可能性のある広告」については、人通りの多さを考慮して掲載不可能の判断を下す可能性があるとのことです。なお、本日からは宇多田ヒカルさんを起用した綾鷹の広告が掲載されており、南改札内の各地でtravelingがうっすらと流れていました。
・新宿駅にイマーシブなメディア空間「新宿BBB(スリービー)」が全面開業します | 東日本旅客鉄道株式会社のプレスリリース
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