柏木公園と小滝橋通りの中間辺りに位置しており、先日閉店したルノアール小滝橋通り店と同じニッカビルで営業していた札幌ラーメン大富が、この場所から撤退したかのような状態になっています。
外観自体は特に変わっておらず、街中華の代表的デザインとも言える「赤い背景に白字で店名を記載した看板」の他、ビル内にある案内板にも大富の名前が残っていましたが、ガラス部分に貼られていた味のあるメニュー表などは全て取り払われています。通常であれば営業時間であるはずのタイミングで、先月末から今月にかけて計4回お店を確認しましたが、お客さんはもちろん店員の方の姿もなく、いずれも照明のついていない暗い空間が広がっているだけの状態でした。
屋外から見える範囲では、これまで置きっぱなしにされがちだったはずの調味料類などもカウンターから消え、見間違いでなければ料理に関係する道具も減っているようでした。また、写真撮影時にはビル付近にいたとあるお店の店員の方にもお話を伺いましたが、大富が現在のような状況になっていること自体ご存知なかったようでした。明確に閉店の告知を出しているわけでもないので、今後何かしらの形で営業を再開するかもしれませんが、過去に「このような状態」になった店舗の傾向を考えると、このまま閉店してしまう可能性があります。