「昔の雰囲気」が強い札幌ラーメン 大富に行ってきました

※こちらの記事は1年以上前に配信されたものです。

札幌ラーメン 大富小滝橋通りには、昔ながらの古いたたずまいの建物の地下に教会があるという、少し不思議なビルの1階に、こちらもまた古くから営業しているラーメン店の「札幌ラーメン 大富」があります。向かいに派手な麺のお店があったり、他にも周辺には様々なラーメン店などが密集しているので存在自体気付かれないのではと思うほど、声を潜めるような形でひっそりと営業を続けています。

外観や内観からは札幌らしさはあまり感じられず、北海道の企業からプレゼントされたと見られるカレンダーなどがこっそり飾られているだけで、あとは思い出横丁やゴールデン街で営業している居酒屋に似た、古風なレイアウトのお店になっていました。お手拭きなどはないものの、カウンターの隅に小さな洗面器があり、こちらで手を洗ったりすることができます。また、この時は退店時までお客さんが自分以外いなかったこともあってなのか、お水のポットなども置かれていませんでした。代わりに、喫煙が可能ということで灰皿が置かれています。

札幌ラーメン 大富
今回注文したのはカレーラーメンです。札幌ということでベースにみそラーメンらしき雰囲気は漂っていたものの、いざスープを口に運んでみるとスパイシーなカレーの味が主張してきて、どちらかというとジャンクフードに近い雰囲気がありました。具材は通常のラーメンとさほど変わりませんが、一風変わった点として薄い卵焼きのようなものが乗っけられていました。あまりに薄いため、口に運ぶ際に千切れてしまうほどでした。

麺自体も大して際立った特徴はありませんでしたが、やはりカレーラーメンということもあって、3回に1回ぐらいのペースで、麺を口にするたびに水を摂取しないと少々きつい気がしました。この点はお湯を入れて3分経過したばかりのカップめんのカレー味と違い、麺にスープがしっかりと絡んでいたことを意味すると思います。



辛いと思いながらもスープを残してしまうほどでもなく、また具材の関係などからか思ったよりスープの量が少なかったため、変にお腹が膨れる形で満腹になったりもしませんでした。なお、この時の料金は700円でしたが、食べログを見ると過去は650円で、外に貼ってあったメニューはほぼ全てガムテープの上から値段が上書きされていたため、どこかのタイミングで一度「一斉値上げ」が行われているようです。
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