新型コロナが「5類」に分類され、あらゆる制限措置などが解除されたことによって、2020年以前の空気感がすっかり戻ってきましたが、長らく感染者の療養施設として運営されてきたアパホテル&リゾート西新宿五丁目駅タワーが、来月からホテルとしての営業を再開させることになりました。
公式サイトでは6月1日から営業するとあり、5月31日までは療養施設として運営されていると説明していますが、ホテルの方にお話を伺ったところ、すでに療養施設としての稼働は終了しているそうで、現在は事実上ただの休館になっているようです。およそ3年半にわたってホテルを休館していたため、本業としての運営期間の方が短いという一種の逆転現象が起きていましたが、今後よほどのことが無ければ「新宿区と渋谷区の狭間に位置する特殊な大型ホテル」としての歴史を順調に歩んでいくことになります。
営業再開初日の6月1日については、7000円から約2万円の価格で設定され、一部のプランを除いて10室以上の空室があることを説明しています。なお、現在東京都が手掛ける療養施設は新宿ワシントンホテルの新館のみになっていて、「高齢者・妊婦支援型宿泊療養施設」に名称を改めた上で運営を継続しています。
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