5Gの普及活動などを兼ねて、複数企業や団体が西新宿で様々な実証実験などを行っている中、小田急電鉄が手掛けるクロスリアリティに関連する施設の運営が、1日からスタートしています。
JTBが営業していたテナントをそのまま使う形で誕生したNEUUというこの施設では、視覚と聴覚だけで楽しむVRとは違い、ティフォニウムお台場などの施設で採用されているゲームのような文字通り体全体で楽しむようなコンテンツの提供を行っており、XRを介して楽しむ映画の他、関連機器の展示も行うとのことです。また、クリエイター向けのコアワーキングスペースも提供され、VRプロフェッショナルアカデミーと称した簡易的な学校の他、クリエイターを招いたイベントの開催も予定しているとのことです。
営業時間は9時から21時で、利用に関してはWeb経由で予約を行った方が優先的に利用することが可能になっています。ちなみに、元々旧青梅街道では小田急プラネットのオフィスが置かれ、小田急ハルクの荷下ろしスペースなども設けられていましたが、いきなりステーキ!の跡地に石臼粗挽き蕎麦28が誕生したり、再開発によって本館機能を移転した小田急百貨店がこのエリアに来たりと、ここ1年で「小田急感」が色濃くなっています。
・NEUU XR Communication Hub
・新宿西口に常設のXR特化施設。通勤2割減“魅力の再開発”に取り組む小田急 – Impress Watch