ここ最近になって、再開発計画の進行が突然始まった京王百貨店周辺ですが、その再開発の要の施設とも言える京王百貨店の今後について、現在の形とは違う運営が行われる可能性があるようです。
これは日本経済新聞が京王電鉄の取締役であり、次期社長となる都村智史氏にインタビューを行ったことで明らかになりました。それによると、京王百貨店側が主体的に考える必要があると指摘しつつも、現在の業態を続けていくことは難しいとも述べていたそうです。まだ社長に就任する前ということもあってか、建物内をどうするかなどの協議は行っていないそうですが、新しい建物では京王百貨店の名前を残しつつ、規模を縮小するか、もしくは京王百貨店そのものが別の業態として運営されていく可能性があります。
再開発後の「その他のテナント」については特に言及されておらず、あくまでも百貨店の内容のみにフォーカスを当てているため、例えばJR東日本の管轄であるルミネとの共存をどうするかなどについても言及されておりません。一方で、記事の中では都村氏が練っているという「建て替え後の施設の構想」も、少しだけ明かされていました。
・新型コロナ: 京王次期社長、新宿再開発で「百貨店の業態見直し検討」: 日本経済新聞