先日発生した震度6強の地震を受け、福島にある火力発電所などが損壊したことなどを起因とする節電の呼びかけが行われましたが、新宿駅周辺では一部の商業施設が看板の表明を落とすなどの協力を行っているものの、全体的に普段と変わらない風景になっていました。
一部の報道機関では、ビックカメラ新宿西口店で行われていたテレビの消灯作業が取り上げられ、ヨドバシカメラでも屋外にある照明を落とすなどの取り組みを行い、東京都庁ではウクライナ色のライトアップが取りやめになったり、館内の暖房温度を下げたりと言った節電協力を行っていました。また、ディスクユニオンでは店内のBGMが切られ、ファミリーマートの一部店舗でも看板の照明が消えるなどしていた他、まん延防止の営業が終了したばかりのルミネでも、節電を目的とした営業の早期切り上げが発表されました。
午後に入ってからは、テレビ番組の照明が暗くなるなどの節電協力も行われるようになった一方、新宿駅を含めた各施設内の屋内照明については普段とほぼ変わっておらず、全ての電球や蛍光灯などに明るいライトが灯った状態になっていました。また、百貨店や高層マンション、街路樹などに取り付けられた屋外の装飾用ライトアップ、建設中のビル内の照明、各種屋外ビジョンやデジタルサイネージ類も、少なくとも確認したタイミングでは通常通りの稼働を行っていました。
・ビックカメラ新宿西口店、店内テレビ200台の半数を電源オフ…国交省は暖房使用停止 : 社会 : ニュース : 読売新聞オンライン