新宿駅の旧西口にあった「LED式発車標」先週末までの間に撤去完了

※こちらの記事は1年以上前に配信されたものです。

新宿駅西口東西自由通路が開通してから約1年半が経過し、新宿駅改札難易度が若干下がるなどしていますが、新宿駅の西口があった部分の目印としても使われていた電光掲示板が撤去されました。

このLED式発車標はJRの各線に到着する列車の時刻などを表示するものとして使われ、台風を始めとする災害時には、運行中止の情報なども表示していました。人によっては新宿駅の西口で待ち合わせを行う際に「電光掲示板の下」などと指定することもあり、駅における隠れたシンボルマークの1つとしても使われるケースがありました。撤去が行われたのは先週の下旬に入ってからということで、 みどりの窓口の移転や切符売り場の移設に続く1つの「節目」となりました。

駅員の方に改めてお話を伺ったところ、撤去の理由は貼り紙で説明されている通り、現在の改札内に同様の物が設置されているためだそうで、2年後に計画されている「完全な工事終了」までの手順の1つだったようです。発車標があった場所の真横には小田急系列企業が手掛けるデジタルサイネージ広告が設置されており、人通りの多さなども考えると今後ここにも何かしらの広告スペースが作られるかもしれません。


JR東日本:駅構内図(新宿駅)
新宿駅東西自由通路の整備:新宿区



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