英会話教室や外国人向けの日本語教室、最近ではAIに関する事業なども手掛けている全研本社が、昨日マザーズ市場への上場を果たしました。
かつては全研本社からスピンアウトした「ゼンケンホールディングス」が上場しており、子供向け英会話教室のミネルヴァなどが運営されていましたが、同社は2008年に経営陣などが株式の買い付けを行うMBOによって上場廃止に至り、さらにそこからベネッセの資本が入ったことで、現在は会社そのものが事実上無くなっています。今回は旧親会社の全研本社が上場という選択を取り、本日の終値ベースで時価総額165億円の企業となりました。
同社は新型コロナの流行が始まる前にあたる昨年の2月にラトゥール新宿アネックスへの移転を果たしており、跡地をTKPが一棟丸ごと活用する形で運用を行っています。昨年には一時的に上場を取りやめたエニタイムフィットネスジャパンも上場したため、ラ・トゥール新宿に本社を構えていたスペースマーケットから数えて、3年連続で西新宿6丁目から上場企業が誕生する形になりました。
[itemlink post_id=”37997″]
・東京証券取引所マザーズ市場への上場の代表ご挨拶 | 全研本社株式会社