西新宿4丁目の「大会関係者輸送拠点」10月31日までの道路占有がスタート

※こちらの記事は1年以上前に配信されたものです。

西新宿4丁目開催まで100日を切る中でも、実施の可否について未だ議論が行われている東京オリンピックとパラリンピックですが、大会で使用するための「関係者輸送車両」を駐車するためのスペースについて、先週から整備がスタートしているようです。

駐車場は西新宿小学校の隣にあり、かつては住宅展示場や角筈アパートだった一帯の敷地を活用する形になっています。展示場の撤退後からしばらくの間は、コンクリートで整えた地面をフェンスで囲っただけの状態が1年以上にわたって継続し、工事を行う気配が全くしない状態が続いていました。ただ、先週に入ってから一部の通路が封鎖されたり、駐車用の白線と思しきラインが敷かれたりしており、「道路占用のお知らせ」と書かれたプレートには、4月30日に許可が出され、5月14日から10月31日まで 大会組織委員会が使用するという説明が行われていました。

大会関係者がどれぐらい入国するかなども定まっておらず、冒頭に書いた通り開催そのものについても議論が継続した状態になっていますが、よほどの方向転換などが行われない限りは、少なくとも秋ごろまではオリンピック関係の車両などが行きかうスペースとして、このエリアが活用されていくようです。なお、大会の方にお話を伺った所、11月以降については「明け渡しを行うので、その後土地がどう利用されるかは分からないです」とのことでした。




広告