西新宿4丁目に作られる予定の大会関係者輸送拠点「ほぼ変わらない姿」で工事が一旦終了?

※こちらの記事は1年以上前に配信されたものです。

大会関係者輸送拠点本来であれば、東京オリンピックの開催まであと1カ月を切っているのですが、大会自体の延期が発表され、現在は新型コロナウイルスに関する情報で持ちきりになっています。そんな中、オリンピックのスケジュールを円滑に進めるために整備される予定だった「大会関係者輸送拠点」の工事が、一旦一区切りついたようです。

かつての住宅展示場であり、角筈アパートが立ち並ぶエリアでもあった一帯は、工事前にはフェンスで仕切られた広い空き地の状態になっていました。その後工事が始まると、住宅展示場の取り壊しを実施していた時のような巨大なバリケードが設置され、一部の地面が掘り返されるなどしていました。しかし、本来の工事完了予定日であった7月上旬よりも早い段階で整備が終わったようで、工事の対象範囲となっている土地からは各種重機などがすべて引き上げられていました。

外から見た限りでは、一帯の様子は工事前と特に変わっておらず、水道道路沿いの空き地の地面が若干綺麗になったぐらいしか、変化した場所を確認することができませんでした。道路以外は全てフェンスで仕切られており、駐車位置を指定する車止めなども用意されていない状態ですが、このエリアがどうなるのかについては、10月以降に行われると言われている、東京オリンピックの開催の可否についての発表次第になるかもしれません。



大会関係者輸送拠点整備工事 完了までの工事の様子

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