東京都新宿住宅展示場の敷地「オリンピック向けの駐車場」になるための工事を開始

※こちらの記事は1年以上前に配信されたものです。

東京都新宿住宅展示場角筈アパートが解体された後、2009年に誕生した西新宿4丁目の東京都新宿住宅展示場が、13日で営業を終了しました。今後このエリアは、数年前から計画が浮上していた「オリンピックとパラリンピックの選手らを輸送する車の駐車場」として再整備される予定になっています。

写真の通り、既に「展示場の駐車場スペース」は本格的な取り壊し作業が始まっていて、敷地一帯には関係者以外が入れないよう、バリケードのようなものが置かれているスペースもありました。また、建物自体の解体も徐々に始まっているようで、周辺には何かしらの資材を積んだ4トントラックが停車していたり、工事の作業員の方が複数名乗っている車が「現場」を去ったりしていました。

近くにいた作業員の方にお話を伺ったのですが、お声がけした3名とも日本語での意思疎通が難しい方だったため、工事の詳細についてはあまり詳しく知ることができませんでした。ただ、一部の建物については、通常の解体工事で貼られているものと同じ「解体作業についてのお知らせ」が掲示されており、3月16日までに解体工事を終える予定であることなどが記載されていました。



新宿新聞では、駐車場としての役割を終えた後について触れていて、西新宿3丁目の再開発で立ち退きとなる方々のための居住エリアになる可能性なども紹介していました。なお、この場所で営業していた各ハウスメーカーの会社は、百人町にある総合住宅展示場へと場所を移し、再び建物の魅力などを紹介しているとのことです。

東京都新宿住宅展示場
新宿新聞
一般質問 都営角筈アパート跡地の活用について – 日本共産党前新宿区議会議員 佐藤佳一

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