※こちらの記事は1年以上前に配信されたものです。
西新宿5丁目の北側で様々な再開発計画が進んでいく中、十二社通り沿いで長らく内科と小児科を診療してきた福井医院が、2月いっぱいで診療を終えることになりました。
現在では中層マンションのみならず、タワーマンションなども立ち並ぶようになった十二社通りの一角で、2階建てサイズの建物を維持しながら町の病院として活動を続けてきた同病院ですが、その建物の老朽化が今回の閉院の原因となったようです。最近では新型コロナウイルスに関する新宿区からの通達（？）を掲示したり、普段から窓ガラス部分で各種病気の予防方法などを紹介したりと、来院される方以外に対しても常に医療に関する情報発信を続ける病院でもありました。
一部の患者の方に対しては3月まで診察の対応を行うとのことですが、それらの告知とあわせて新しいビルの建築計画にも触れられており、仮の名前ではあるものの、今後「福井メディカルビル」というビルが誕生する予定であることも明らかにされていました。