アメリカのイリノイ州に拠点を置いている国際NPOの「高層ビル都市居住協議会」が、建築などの専門家の方々に対し、過去50年に建設された高層ビルの中で都市機能を著しく向上させたり、高層ビルの設計に影響を及ぼしたりした建物のアンケートを取り、世界各国の50棟の高層ビルがリストアップされました。
アンケートでは中国圏のビルが数多く「入賞」しており、上海や北京、広州のほか、政治的な意味で中国とは微妙な立ち位置にある香港や台湾のビルも選出されていました。一方で、日本と韓国はそれぞれ1棟ずつにとどまっており、日本はコクーンタワーが唯一選出され、建物内にある教室の特徴などについて言及されていました。
新宿では比較的新参のビルに該当するコクーンタワーではあるものの、今回のアンケートの中では築年数順で中堅のような立ち位置にあり、サンフランシスコにて昨年誕生したセールスフォースタワーなど名を連ねているようです。
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・The 50 Most Influential Tall Buildings of the Last 50 Years | CTBUH 2019 Conference