太陽のトマト麺 With チーズで2杯のラーメンを食べ比べてみました

※こちらの記事は1年以上前に配信されたものです。

太陽のトマト麺 with チーズ7月にミロードがレストランエリアの全面リニューアルを行いましたが、その中の1つのお店「太陽のトマト麺 with チーズ 新宿ミロード」へ行ってきました。というのも、「トマトの日」に行うラーメン無料券プレゼントというキャンペーンに惹かれ、足を運んだ次第です。トマトの日自体は全国トマト工業会が制定したものということで、天下一品の日の制定とは違って「業界」側が生み出した記念日のようです。

1回目の訪問は無料券配布最終日にあたる11日で、1人客だと必ずカウンター席に案内されます。メニューを出されたときに一部料理の説明をしてもらえましたが、同時に飲み物のポットの蓋を抑えるよう指摘されます。実際に手で持たないと分かりにくいのですが、それなりにお店の雰囲気に合わせたお洒落なアイテムでありながら、気を抜くと「大惨事」になりかねない容器が使われていました。

太陽のチーズラーメン with 香るスモーキーチーズ
今回は太陽のチーズラーメン with 香るスモーキーチーズを注文しました。おそらく注文を受けてから様々な料理の工程を踏んでいることもあってか、一般的なラーメン店と比較すると若干料理が出てくるまで時間がかかるようにも思えましたが、どこの席もおよそ10分ぐらいで料理が到着するようです。

第一印象としては思ったほどチーズの量が多くないように思えたのですが、四角いフライパン風にあるラクレットを鍋風の器に投入することで風景は一変します。
太陽のチーズラーメン with 香るスモーキーチーズ
こちらがチーズ投入後のラーメンです。しゃきしゃきの状態だった野菜はチーズの重さに耐えきれずに沈み出し、全体的に赤かった器の中は一気に「チーズ色」に姿を変えました。さっそくチーズごと麺を口に運んでみたのですが、細麺とチーズということもあって、量の比率的にチーズの味の方が打ち勝ってしまい、肝心の麺の味はあまりよくわかりませんでした。ただ、煮込まれたトマトとトロトロに溶けたチーズの相性は非常によく、今食べているのはラーメンではなく「チーズトマトスープ」ではないかと思ってしまうほどでした。
太陽のチーズラーメン with 香るスモーキーチーズ
野菜の新鮮さも損なわれることなく、スープに沈んだことで程よい温度の温野菜として味わうこともできました。また、本来であればチャーシューに該当すると思われる肉のトッピングはベーコンが使われていて、お店の世界観がこんなところにも表れているような気がしました。基本的にスープまで飲んで完食にしていることが多いのですが、鍋の器では丼を手にしてゴクゴクとスープを飲むことを躊躇してしまい、レンゲで限界までスープを味わったところで退店しました。実際、9割5分以上が女性で占められている店内で「わんぱくな子」のようにスープを味わっている人は皆無でした。



そして、2度目の来店時に使える無料ラーメン券を会計時にいただき、後日改めてお店を訪れました。この日は入店時から退店時まで男性のお客さんの姿を確認することはなく、ミロードという立地も相まって「女性専用ラーメン店」のような雰囲気でした。無料券は会計時ではなく、注文時に店員さんに渡し、追加メニューとして前回は出来なかった「らぁリゾ」を試すため、専用のごはん(?)を注文しました。
らぁリゾ
こちらが今回注文した太陽のラーメン、そしてらぁリゾです。丼が使用されていることもあって、見た目はタンタンメンに見えなくもないのですが、それ以外にも肉が鶏肉になっていることや野菜の量など、様々な所にチーズラーメンとの違いを感じました。らぁリゾにスープなどをかける前にごはんだけ味わってみましたが、「濃いおかかのふりかけ」のようなものが強めのアクセントになっていて、単品で食べるにはあまり適していないような気もしました。
らぁリゾ
同店の従来の形であるトマトラーメンは、チーズがないことでよりトマトの風味が色濃く出るようになっていましたが、それでもトマトジュースなどとは少し違う、不思議とラーメンに合うトマトの味が楽しめました。また、チーズに気を取られてあまり味わうことができなかった野菜類もしっかり噛み締めて味わえたので、同じスープでありながら別のラーメンを楽しんでいるようでした。

らぁリゾはトマトのスープをかけることで文字通りリゾットのようになり、家系ラーメンなどのご飯とは全く違う味わい方ができます。あくまでもラーメンのサイドメニューという位置づけになっていますが、らぁリゾ単品でも十分楽しめるので、いつの日かリゾット単体メニューにサイドメニューでミニラーメン、といったメニューもあれば、より楽しめるような気がしました。
太陽の恵み味 太陽のトマト麺

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