バスタ新宿建設中の事故「場所」を偽って労災申請(共同通信より)

※こちらの記事は1年以上前に配信されたものです。

バスタ新宿完成から2年が経過したということもあり、すっかり新宿駅の街並みとしての役割も果たすようになったバスタ新宿ですが、同施設を建設している最中の事故をめぐって、作業員の男性と男性を雇う会社との間でトラブルが発生しているようです。

大林組の下請け企業という形でバスタ新宿での業務を担っていた大京建機は、男性作業員がバスタ新宿で発生した事故について、事故現場を自社の事務所で起きたことだと説明した上で労災申請を行っていたそうです。男性は仕事を失うのが怖かったという理由からこの申請を受け入れたそうですが、この事故の後遺症が現在も続き、ご自身の仕事であるクレーン関係の業務には就けなくなってしまったとのことです。

大京建機側は、男性とは個人事業主として請負契約していると説明し、虚偽契約も男性から求められたものだと陳述書で反論しています。大京建機が神奈川県に本社を置く会社であることから、現在この件は神奈川県の労働委員会にて審理されているとのことです。



・東京新聞:事故現場偽り労災申請 バスタ新宿工事:社会(TOKYO Web)

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