タカシマヤタイムズスクエアの開業よりも前に誕生し、代々木駅と新宿駅の境界が曖昧になっていく「引き金」となったJR新宿駅の新南口が、本日から新南改札という名前に変わり、各地に設置されている看板の表記が相次いで塗り替えられています。
他に名前を変えられたのはサザンテラス口で、こちらは甲州街道改札という名前になっています。また、新宿ミライナタワーと直結する形で設置された南東の改札口はミライナタワー改札という名前が付けられ、それぞれ運用がスタートしています。甲州街道改札と新南改札は既存の設備をそのまま流用しているので特に大きな混乱はありませんでしたが、ミライナタワー改札は現在無人駅のような形になっており、通れないなどのトラブルが発生した場合は少し離れた新南改札か甲州街道改札へ行く必要があります。
NEWoManの営業開始まで1週間となったこともあり、騒音など相変わらずざわついている駅構内も数週間前と比較すると格段に整備されています。1カ月後にはエキナカのNEWoManで営業を始めるお店も誕生するということで、新宿駅南口というよりは津田沼駅などのエキナカに近いようなテナントの配置などがあきらかになりつつあります。
なお、ミライナタワー改札の営業開始に伴って、これまでビルの関係者か工事関係者のみ通行できた新宿ミライナタワー前も通れるようになりました。NEWoManの扉はすべて閉められている一方で、ミライナタワーは正面にある長いエスカレーターが稼働していましたが、2つある自動ドアは両方とも反応せず、当然中に入ることは出来ませんでした。
・JR東日本:駅構内図(新宿駅)
・JR新宿ミライナタワー 完成までの工事中の様子