三越伊勢丹HDの大西洋社長の退任まであと一週間となりましたが、同じタイミングで伊勢丹の役員の入れ替えも行われることになっており、伊勢丹新宿店の店長も役員人事とともに変わることになっています。
現在の店長である鷹野正明さんは90億円前後を投じて行われた改装の翌年から店長を務め、新しく生まれ変わったばかりの同店のトップとして働かれていました。大西社長と比較すると「表舞台」に出る頻度はそこまで多くありませんでしたが、店内で行われる重要なイベントには当然ながら顔を出したりして、買い物をしているお客さんを眺めたり、実際に催しへ参加されている姿も何度か見かけました。
常務執行役員も務めている鷹野さんはこちらの役職からも外れることになっていて、後任の店長は現在も執行役員である近藤洋さんが新たに務めると発表されています。近藤さんはこれまで新宿店で営業統括部長などを務めてきたということもあって新宿との関わりは少なくなく、新宿に特化した組織が新設される新体制の三越伊勢丹HDの元で、長い歴史を持つ同店を引っ張っていくことになります。
・三越伊勢丹HD/百貨店構造改革で基幹三店の店長を一新 (2017.03.13)|流通ニュース
・2017 年4 月1 日付役員体制ならびに組織改正のお知らせ – PDF