昨年12月に吉野家の新形態としてオープンした牛皿専門店の牛皿一丁ですが、同店が先週金曜日をもって閉店し、今週から吉野家としてオープンすることになりました。
通常の牛丼チェーン店とは違い、吉野家の原点とも言える牛肉にこだわりを見せた牛皿関連の商品に特化したお店としてオープンした牛皿一丁は、重ね牛皿御膳という商品を中心に、牛すき鍋膳や焼き鮭セットといった吉野家ではおなじみの定食なども手がけていました。基本的にお客さんの入り方は前のお店にあたる吉野家とほとんど変わらなかったのですが、その「ほとんど変わらない客数」や、今年に入ってから続く減益続きの決算などが影響し、今回の措置になったのかもしれません。オープン時には「上手く行けば店舗数が増えるかもしれない」とのお話も店員さんから伺っていたものの、吉野家の公式サイトにも「牛皿一丁」という店舗名が書かれる事がないままの閉店となりました。
同店は20日から吉野家西新宿8丁目店という形でリニューアルオープンすると張り紙には書かれていましたが、牛皿一丁の前のお店も吉野家西新宿8丁目店という名前だったため、事実上の店舗の復活となります。現在は改装作業を行っているとのことですが、設備などが整っていることもあってか、牛皿一丁に変わる時よりも閉店期間が数倍短くなっています。
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