新宿駅の各地には、数多くのレンタルロッカーサービスが展開されており、過去には購入した化粧品類の受け取り場所として使われることなどもありましたが、京王線の新宿駅に新タイプのロッカーが登場し、サービスを提供しています。
セブンイレブン京王新宿駅店の真横に設置されたこのロッカーは、昨年設立されたJR東日本スマートロジスティクスが運用するロッカーで、昨年5月に発表された「駅を物流拠点にする」という構想の元開発された、マルチエキューブを設置しています。現在設置されているロッカーは、SSサイズからLサイズ、そして冷蔵の計5種類のタイプに対応しており、オンライン通販などで購入したサイトの受け取り場所としても利用できるとのことです。
ただ、本日の正午過ぎに現地を訪問した所、予約不可のサービスになっているはずの冷蔵用ロッカーは全て埋まっており、オンラインでも利用申請が可能なSSサイズのロッカーのみ全部余っているなど、若干利用状況に偏りがあるように見えました。また、オンラインでの商品受け取りなどに関してもまだサービスが「完全体」ではないようで、受け取り方法の例に出ていたヤマト運輸と日本郵便の商品受け取りに関する案内には対応しておらず、Amazonで購入した商品の受け取り場所としても現段階では指定できないようでした。
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