新型コロナ関連のあらゆる措置が緩和され、日本各地で外国人観光客の方が目に見えて増加しましたが、観光施設の1つである東京都庁第一本庁舎の展望室にも、多くのお客さんが入ってきているようです。
2019年までは平均で1日4500人台を維持していた南展望室の訪問者数ですが、新型コロナ流行の影響に伴って展望室が閉鎖されたため、一時期を除いて毎日来訪者が0人の状態が続いておりました。またその余波として、北展望室にあった飲食店がオープンからあまり日の経っていないうちに閉店するなど、施設の稼働などにも支障が出てしまうような状況になっていました。ただ、現在は入室までに30分ほどかかることもあるほどの盛況ぶりだそうで、実際に現地では地下スペースにある待機列の「30分待ち」と書かれたポールまで、人が並んでいるのを見かけるケースがしばしばありました。
平均の来訪者数についても4200人を超えるほどにまで回復しているそうで、新型コロナのワクチン接種会場として稼働している北展望室が通常営業に戻った場合は、単純計算で1日1万人の来訪者も射程圏内に入る可能性があります。本日は月曜日ということもあり、また曇っていることもあってか、待ち時間0分で入室出来ましたが、エリア内のベンチは全て埋まっていて、スペイン語かロシア語らしき言語、フランス語、中国語、韓国語、英語を話す方々を確認できた一方、日本人らしき方の姿は最低でも3組の計8人しか見つけられませんでした。
・新宿で訪日客が回復 都庁の展望室にぎわう 30分超の待ちも:東京新聞 TOKYOWeb