東京都庁の第一本庁舎 2つの展望室が「ワクチン接種会場」に

※こちらの記事は1年以上前に配信されたものです。

東京都庁新型コロナのワクチン接種が徐々に進み、新宿区内では65歳以下の方を対象にしたクーポン券の配送もスタートしておりますが、長らく一般の方が入れない状況にある東京都庁の展望室が、ワクチンの接種会場として使われることになりました。

第1本庁舎の北展望室と南展望室の両方が対象となっており、北展望室は6月18日から南展望室では25日からワクチン接種センターの開設を行います。目標の接種規模は1日1500人から2500人を想定しており、8月31日までの期間中までにこれらの目標に近づけていくとしています。

ただし、どちらの接種会場も「一般の方」が利用することは事実上不可能で、北展望室は都内の医療従事者と東京オリンピック及びパラリンピックの関係者、南展望室は大会の関係者に加えて柔道整復師、あん摩マッサージ師、獣医師、新型コロナ対策リーダーなどを対象にしているとのことです。



今日の夜には小池百合子都知事が過労による休養を発表するなど、未だ予断を許さない状況ではあるものの、新宿区内では1日当たりの新規感染者が1月以来1度も100人を超えず、ここ数日は実行再生産数が1を割るなど、徐々に良い方向へと向かいつつあります。


展望室のご利用案内|東京都庁見学のご案内
都庁南展望室ワクチン接種センターの開設(2165報)|東京都
都庁北展望室ワクチン接種センターの開設(2134報)|東京都

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