新宿駅の新南改札では、昨日から新しいタイプの改札機の実証実験がスタートし、従来とは違うタイプの改札機が1カ所だけ稼働しておりました。
今回設置される改札はQRコードの読み取りに対応しているというもので、従来のICカードのタッチ部分にQRコードを読み取る機材を取り付ける予定だそうです。ICカードをタッチする部分については、斜めに設置された新しいスペース(?)に移設されていて、こちらにSuicaやPASMO、またはスマートフォンをかざすことで、従来通り支払いやゲートの通過などが行われるようになります。他にも、モニター部分が改札機の中央エリアに移動するなど、デザインの変更にとどまらない様々な施策が施されていました。
QRコードを用いた通過方法については、現在のところ設置されている改札機が新宿駅の1カ所のみということもあってか、利用することは不可能とのことでした。ただし、実証実験の予定自体は既に立てられており、「ICカードでのタッチの実証実験」の最終日である5月10日の翌日から、Suicaのペンギン広場での工事が終了する予定の6月末までの複数日にわたって実験を行うとのことです。なお、正式な設置というわけではないので、一連の作業が終了した後に、今回の改札機は撤去されるとのことです。
・「タッチしやすい自動改札機」の実証試験について – PDF