新宿4丁目交差点で長年営業を続けていた新宿増田屋が、7月31日を持って閉店し、昭和33年からの約60年にわたる営業を終了しました。
増田屋は、現在ではラーメン店などで行われるケースが目立つのれん分けによって誕生したお店でした。周辺の飲食店などと比較するとあまり明るい雰囲気のお店ではなかったのですが、店内にはそば店ではあまり見かけないような広々とした空間があり、少しだけレトロな喫茶店感覚でそばを楽しめるお店でもありました。閉店理由については諸般の事情とだけあり、ほかの増田屋への案内などもなく、これまでのお客さんへの謝意も綴られていました。
隣のテナントではドラッグNが閉店し、5月よりファミリーマート新宿三丁目南店が営業を始めており、直近1年の間に同じビル内の老舗店舗が2店閉店しています。