東京都庁では、先週末から「ピアノの寄贈」が可能だという方を募集しており、公式サイトや小池百合子都知事のTwitterなどで告知が行われています。
「おもいでピアノの募集」という形で行われているこの取り組みは、誰でも自由に弾けるピアノを設置し、音楽を通じた交流を行うという目的があるそうです。東京都のサイトでは例として「駅や広場」といった書き方が行われていますが、人通りが多い場所に鍵盤楽器が置かれているのは、新宿駅周辺ではヨドバシカメラやビックカメラなどの家電量販店に設置ぐらいです。また、それも売り物という「制約」があるため、気軽に弾くという用途とは少し違った形になってしまいます。
寄贈可能なピアノの条件は、製造から20年以内のグランドピアノで、ピアノのブランドなどに制限はかけられていません。ただ、寄贈できる人の条件には都内に在住の個人とあるため、都外の方が寄贈することは不可能のようです。寄贈の応募期限は7月31日までですが、応募数は10件までという枠が設定されていて、10件に達した段階で、この企画への応募は締め切られるとのことです。
『都庁おもいでピアノのご寄贈を募ります!』新宿の都庁舎1階に都民からご寄贈されたピアノ1台を設置し、音楽を通じた交流促進を図ります。都内在住の方で、製造約20年以内のグランドピアノをご寄贈ください。締め切りは7月31日、応募数10件までです。https://t.co/gFFWZnR6GI
— 小池百合子 (@ecoyuri) June 23, 2018